平成19年3月4日日曜日、今回3回目となる「初学者に贈る大講演会」が行われました。季節的には異常ともいえる20度を超える温かさに恵まれ、200名の方々に参加していただきました。この講演会は、養成施設卒業予定者への、いわばはなむけの講演会です。
今回は、私達執行部のメンバーである関村先生も講師として壇上に立たれました。その内容は、先輩開業鍼灸師から後輩に贈る言葉の数々であり、とても心のこもったものでした。また、伊集院先生にはリスクマネジメントについてお話いただきました。ご自分の経験から、どのようにして医療事故を防げばよいのか、もし起こってしまったらどのように対処すべきかなど、参加者達は身を引き締めながら聞き入っていました。
講演のすべてに共通していたのは、どうすれば良い鍼灸師になれるのか、そのためにはどんな心構えが必要かという、先輩からの秘訣やコツの伝授、教訓という点でした。それらはおそらく、参加者全員が持っていたであろう不安や疑問に応えるものであり、参加者を頷かせるに足る内容でありました。ちょうど巣立ちの日を迎えた初学者は、目の前に広がる鍼灸の世界に身のすくむ思いかもしれません。しかし、この講演で予め危険を回避し、目指す方向を定めることのできたヒナ鳥達は、これからきっと大きく羽ばたいてくれることでしょう。
来年は、より多くの学生に参加していただき、鍼灸人生の初めに受ける入門講座として役立てていただきたいと願っています。