治療院見学会を終えて (感想リポート)
1)東京都江東区で鍼灸院を開業しているTTと申します。
私自身、普段たった一人で鍼灸院でコツコツ仕事して、なんとか家族5人の生活を支えているものの、最近丁度殻に篭っているのではないかと思っていた折、東京都鍼灸師会のHPで東條
誠先生の東條築地四丁目治療院の見学会があり、副題として「学校では学べない成功と夢の実現に必要な8つの力」とあったので、これはとても良い勉強になるかもしれないと、早速参加することに…。
結果としては、久しぶりに新鮮で大きな刺激を受ける事が出来,感謝の一言という感じです。東條先生は鍼灸治療院における経営活動の概要として、必要な8つの力、@治療業務 A事務管理 B財務管理 C労務管理 D情報管理 E店舗・物品・商品管理 F自己管理 G分析企画業務 のお話をされていましたが、この8つを実践出来るということは、なによりもその鍼灸師の持っている,人柄というか、人間力みたいなものが一番大切であり、成功していくキーポイントである事が,先生の持っている雰囲気から推察することが出来ました。ともかく。東條先生には『気』というか元気というかパワーがあり、それが患者さんの治療に多大な相乗効果を出しているのではないかと感じられたという事です。
つまり、どういうことかというと、東條先生は自分が治療院にいった時、「こうしてもらいたい」という風にする事を心掛けており、患者さんにとってもう一度来てみたい場所(空間)にしている。東條先生にとって人を治すということは治療技術+会話能力+患者さんを見抜く力のトータルバランス力により、身体と心をチェックする事が出来るということで、それが生き残れる「鍼灸師」であり、その為には自分の人間性を磨いておく必要がある。患者さんというものは色々な所を良く見ているもので、人間、心が軽くなると身体も軽くなるもので、患者さんの話を良く聞き,患者さんにあった適切なアドバイスをすることが大切で身体もそうだが,それ以上に心のケアを心掛けることが大事ということを再認識させて戴きました。また経営面においては、頭の中に設計図を作るということが大切だという事。結果を出せない人間は、1年後、5年後にどうなっているべきか、どうなっていたいのか、設計図を描かずに仕事をしており、結果の出せる人間は、将来のあるべき姿から逆算して今やるべきことを探し出してつぶしているということ。つまり、「年間売上1000万円の鍼灸師になる。」とすると、この目標から逆算して設計図を描いていくことが大切であり、その設計図を描くためには何かの「ロジック」が必要で,鍼灸師が売上目標を達成するために必要なのはこの「ロジック」で、人員を増強しても、技術・腕に力を入れてもそこに明確なロジックが無ければ業績に変化は現れないという事。
「業績を上げる為にはどうしたらいいのか、何故今業績があがらないのかという原因を分析し、対策を練る」ことで必要なロジックが出来てくる。それには顧客のABC分析、時間帯分析、リピート分析、商圏分析、仕事の手順分析、顧客の対応分析、他の大成功している治療院の視察等が大変大切であるという事。
ともかく精神面、経営面の両面から、私にとってとても有意義な2時間になりました。東條先生はじめ、東京都鍼灸師会・青年部の皆様、今回は素晴らしい企画を本当に有難う御座いました。また機会がありましたら是非とも参加したいと思っております。
2)日本工学院八王子専門学校
鍼灸科3年 鈴木千里
今回のテーマ『学校では学べない成功と夢の実現に必要な8つの力』という事でしたが、学校で学べないという言葉にとても興味を引かれ参加させて頂きました。
成功と夢の実現の為にどうしたらよいかというお話の中で、妥協しない医療としての治療をされている先生の過去から現在までのプロセスを細かく話して頂けたので、とてもわかりやすかったです。
今回学んだ事をしっかり身につけられるように精進していきたいと思います。
3)その他の感想
(ア)
東條先生の治療を拝見させていただいて学校で学べない技術など拝見できてよかったです。(学生)
(イ)
治療のことに関心が集中しがちであったので、生活目標-経営面を考えていく発想は新鮮で参考になった。自分の持ち味を治療・経営に生かしていくことと足りないものを得ていく努力が両方必要と思った。(開業鍼灸師)
(ウ)
学校だけでは治療院などなかなか見学することができないので、とても勉強になりました。ありがとうございました。このような機会がありましたらまた積極的に参加したいと思います。(学生)
感謝の手紙
1)徐先生
先日は治療院見学会を催していただいてありがとうございます。私たちのような学生にとって、臨床の現場である治療院をみせてもらえるのは貴重な体験です。徐先生には司会をはじめ、私たち学生にまでお気遣いの言葉をくださいまして、本当にありがとうございます。このような講習会で聞くことのできた現場の先生方の声は学校で聞くことのできない発奮材料ですし、この機会に参加できたことを感謝しております。これからもご指導よろしくお願い申し上げます。